大切な住まいや実家を売る・買うとき、「どの不動産会社に頼むか」で結果は大きく変わります。多くの方が「大手なら安心」「経験が長い会社なら間違いない」と考えますが、本当にそれだけで選んで大丈夫でしょうか。この記事では、引き渡し後のトラブルまで見据えたときに、本当に見るべきポイントはどこなのかを整理します。長野県須坂市の株式会社空の家が、空き家・中古住宅の売買を念頭に、後悔しない不動産会社の選び方をお伝えします。
不動産取引で起きやすいトラブルとは
不動産取引のトラブルの多くは、「引き渡したあと」に起こります。代表的なのが、住宅を引き渡した後になって雨漏りやシロアリ被害、基礎のひび割れといった不具合が見つかるケースです。買主にとっては想定外の修繕費がかかり、売主にとっては契約不適合責任を問われて損害賠償や訴訟に発展することもあります。
こうしたトラブルは、住宅の状態や起こりうるリスクが売買の前にきちんと共有されていなかったことが原因で起こりがちです。そのため、取引を仲介する不動産会社が「どこまで状態を明らかにし、どこまで正直に説明してくれるか」が、トラブルを防げるかどうかの分かれ目になります。

「大手だから」「経験が長いから」だけで選んで大丈夫?
会社の規模が大きいことや、営業年数が長いことは、たしかに一つの安心材料です。しかし、それだけで「トラブルが起きない」とは言い切れません。規模や年数は、あくまで会社の“外側”の情報であって、実際の取引でどれだけ丁寧にリスクを説明してくれるかとは別の話だからです。
たとえば、住宅の状態を詳しく調べないまま「築年数のわりにきれいですよ」とだけ伝えて売買を進めてしまえば、規模の大きな会社であっても引き渡し後のトラブルは起こり得ます。逆に、地域に根ざした会社でも、住宅の状態やリスクをきちんと調べて共有してくれるなら、安心して取引を任せられます。大切なのは「大手か・老舗か」ではなく、取引後のトラブルまで見据えて動いてくれるかという姿勢です。
トラブルを防ぐ会社が見ているポイント
では、引き渡し後のトラブルを防いでくれる不動産会社は、どこが違うのでしょうか。共通するのは、次の3つの姿勢です。
1. ホームインスペクション(建物状況調査)を勧めてくれる
トラブルを防ぐ会社は、住宅の状態を「なんとなく」ではなく、専門家の目で確かめることを大切にします。その代表がホームインスペクション(建物状況調査)です。国の登録を受けた建築士(既存住宅状況調査技術者)が、基礎や外壁などの劣化・不具合の有無を調べるもので、調査時点の住宅の状態を明らかにできます。調査を勧めてくれる会社は、状態を隠さず売主・買主の双方に共有しようとしている、と考えてよいでしょう。
2. 最新の法令を意識している
不動産取引のルールは、時代に合わせて見直されています。近年では、宅地建物取引業法の改正により、媒介契約の際に建物状況調査を実施する者のあっせんの有無を書面に記載することや、調査結果の概要を重要事項として説明することが求められるようになりました。契約不適合責任の考え方も、以前の「瑕疵担保責任」から見直されています。こうした最新の法令を踏まえて説明してくれる会社は、それだけ取引の安全性を意識しているといえます。
3. リスクも含めて正直に説明してくれる
良いことだけを並べる会社より、「ここは調べられなかった」「この部分は劣化が見られる」といったマイナス面も正直に伝えてくれる会社のほうが、結果的にトラブルは起きにくくなります。建物状況調査の報告書に「調査できなかった」と記載がある箇所まできちんと共有してくれるかどうかは、その会社の誠実さを測る一つの目安になります。
不動産会社選びのチェックリスト
ここまでのポイントを、会社を選ぶときの確認項目として表にまとめます。当てはまるものが多いほど、トラブルを防ぐ姿勢のある会社だと考えられます。
| 確認する視点 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 建物の状態 | ホームインスペクション(建物状況調査)を勧めてくれるか。調査結果を売主・買主に共有してくれるか。 |
| 法令への意識 | 改正宅建業法や契約不適合責任など、最新の制度を踏まえて説明してくれるか。 |
| 説明の姿勢 | 良い点だけでなく、住宅のリスクや調べられなかった点も正直に伝えてくれるか。 |
| 対応の範囲 | 空き家・中古住宅の事情(残置物・相続・遠方所有など)に、まとめて対応してくれるか。 |
「規模」ではなく「姿勢」で選びたい方へ
株式会社空の家では、須坂市を中心とした北信エリアで、空き家・中古住宅の売買をお考えの方のご相談を承っています。建物の状態を確かめ、リスクも含めて正直にお伝えすることを大切にしています。まずはお気軽にご相談ください。
なぜ今「インスペクション×法令意識」が大切なのか
中古住宅や空き家の流通は年々増えており、国としても、安心して取引できる仕組みづくりを進めています。その中心にあるのが、ホームインスペクション(建物状況調査)と、それを取引に組み込む宅建業法の枠組みです。建物の状態を客観的に確かめ、法令に沿って情報を開示する——この2つを大切にしている会社を選ぶことが、引き渡し後のトラブルを避けるいちばんの近道といえます。
ホームインスペクションが具体的に何を調べ、何が分かるのか、費用や依頼の流れについては、別の記事でくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
▶ ホームインスペクション(建物状況調査)とは?無料で受けられる仕組みと中古住宅売買での活用法
制度の詳細は、国土交通省「既存住宅の建物状況調査(インスペクション)について」のページでも確認できます。
株式会社空の家の考え方
私たち株式会社空の家は、「大きいから」「長くやっているから」ではなく、お客様が安心して取引を終えられることを第一に考えています。売却の媒介契約をご依頼いただいた方には、有資格者による建物状況調査(インスペクション)を無料でご利用いただけるサービスをご用意し、住宅の状態を明らかにしたうえで売買を進めていただけます(適用には一定の条件があります)。さらに、家財整理と不動産売却をワンストップでご対応できるため、空き家や相続した実家など、状態が分かりにくい物件でも、片づけから売却まで安心してお任せいただけます。
よくある質問(FAQ)
空き家・中古住宅の売却、安心して任せられる会社をお探しなら
須坂市を拠点に、建物の状態を確かめ、リスクも正直にお伝えします。家財整理から売却までワンストップ。遠方の相続人の方もお気軽にどうぞ。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としています。法令や制度は変更される場合があり、個別の状況によって取り扱いが異なります。最新情報や個別のご判断は、国土交通省などの公式情報や専門家にご確認ください。(2026年7月時点の情報)